PERRY 学生の世界を広げるWEBマガジン

【12000字インタビュー】次世代トラベラーKeiが語る”これからの時代と生き方”

もか / 面倒くさがり大学生

面倒くさがり過ぎて、世界一周途中でやめました。

 

どうも、面倒くさがりトラベラーもかです!

 

いきなりですが質問です。

皆さん、旅が好きですか?旅が好きなら、その理由はなんでしょう。

 

きっと綺麗な景色を見たい、美味しいものを食べたい、他の文化を体験したい、などなど沢山あると思います。

 

私が思う旅の魅力とは「人との出会い」が大きいです。 旅をしていると様々なバックグラウンドを持った人に出会います。

 

そして今回インタビューを受けて頂いたKeiさんも、私が世界一周中に出会った一人です。

当時は同じ大学生だったkeiさんですが、今は自身の考え方と行動力を武器にSNSで多くのフォロワーを抱えるインフルエンサーとなり、色々な活動をされています。

 

12000字という文字数ですが、一言一句が本当に参考になるものばかりです。これからの時代を生きる私達には必見の「これからの時代」「生き方」をアツく語って頂きます!

 

さあ、皆さんもこれを読んで「自分を開国」してみましょう!!

 

Keiさん プロフィール

photo by kei

 

本名:清澤一輝(きよさわ かずき)

学生時代にバックパックひとつで、世界を西回りにぐるりと一周。日本にいた頃は英語も喋れず、今まで”ひとり旅”もしたことがなく「世界一周」がはじめてのひとり旅。人生において1番大切なことは「行動」し、「経験」することだと信じている経験主義者。好きな飲み物はチャイ。

 

公式サイト▷http://kazukiyo–0427.wixsite.com/walkingontheearth

Twitter▷ @aroundthesekai

Instaglam▷   @kazukiyo0427

 

 

─今回は「学生の世界を広げるWEBマガジン」をコンセプトとしているPERRYのインタビューということで、まさに新世代の開拓者でありインフルエンサーであるKeiさんに取材をさせて頂きます。よろしくお願いします。

 

よろしくお願いします。

 

 

photo by  moka

 

─さっそくですが、Keiさんとは何者ですか?

 

難しいね、それは性格的なこと?それとも職業?人間として?むちゃくちゃ聞かれるんだよね。(笑)でも答え方はバラバラで、あえていうなら「次世代系の旅人」という感じ。きっかけからいうと、俺は高橋歩さんという人に憧れて世界一周に行ったし、高橋歩さんに憧れて世界一周に出たっていう人にもたくさん会った。その中で、治験とか夜間に工事現場で働いたりして、やっと旅をする「ガッて半年働いて半年旅する」みたいな従来の旅のスタイルは、今の若者にとって中々ハードルが高いと思ったんだよね。そしてたくさん働いて旅に出ようみたいなバイタリティなんて俺は持ってないから、旅をしながら得るお金で旅をするっていう意味で「次世代系の旅人」だと思ってる。まあ自称だけど。(笑)

 

「新世代の旅人」が新たな生き方を作る

photo by  moka

 

この「次世代の旅人」がこれからもっと増えていけば、新しいものが確立できると思ってる。それは旅人の新しい生き方。まさにタビッポという会社は俺の生き方を生んでくれたし、今俺は「旅するように、働く」を実現していると思う。でも「旅するように、働く」なんてみんなできればやりたいよ!って感じだと思うんだよね。そうやって生きたいけどそのやり方がわからないから・・っていう人がほとんどじゃないかな。

でも正直俺も最初はわからなかったし、模索してたらできたという感じなんだよね。(笑)というのは、今自分がやっているように映像などのコンテンツをどんどんシェアして影響力を持つってことなんだけど。今は自分が先頭で走ってる「道なき道」が、ちゃんとした道、生きる選択肢になって欲しいと思う。そしたら大学を卒業した後の選択肢として俺みたいに「自分の追求したいこと」を選ぶ人たちが増えるかもしれない。

それは旅とは別のことに関しても言えることで。例えばスポーツならスポーツ、文化的なことなら、僕の友達でお皿を作っている人がいるんだけど。その友達はその道に行きたいけど、やっぱり社会的に就職しなきゃいけないからやめると言っていた。でもこれから自分のやりたいことをする道に進んで、それを受け入れる社会ができたら面白いだろうなってのはいつも考えているね。

 

-その通りだと思います。私も何か「追求したいこと」を探したいです。

 

「旅するクリエイター」になる出発点

photo by kei

 

-Keiさんは現在「旅するクリエイター」として活躍されていますが、その出発点はどこにありますか?

 

出発点はみんなと一緒でバックパッカーの旅かな。俺は卒論のテーマを考える時に、よく大人たちが若者は若いうちに旅するべきだよって言うけど、じゃあ「若者が旅する意義」ってなんだろうと思ったんだよね。そこで「旅した結果どうなるのか」と言うのを社会学的に知りたくて、いろんな人にインタビューとか、それこそ旅大学とかに行って探ってみたりしたんだけど、結局自分が旅をしていなかったから「わからない」って言う結論に至ってしまって。

じゃあとりあえず自分が行ってみようと。(笑)元々やりたかったバックパッカーの旅だったし世界っていうのを見てみようと思って、飛び出して。だんだんそこからこの素晴らしい世界を世の中に共有したいなって思うようになって、まずライターを始めたんだよね。ライターとして記事を書きながら世界中を旅して、ブログも書きながら。そしたらもうすぐあっという間に「映像の時代」が来るなというのがわかった。だから帰ったらすぐ映像の勉強を始めたんだよね、goproとかね。

 

photo by kei

 

今はようやく企業とかのプロモーションとかも作るようになって、一応肩書きは旅するクリエイターってなってるけど、別に俺は将来映像作家になりたいわけではなくて。映像をやっている周りの人は映画監督になりたいとか映像作家になりたいとか言うんだけど、俺は「自分らしく生きる」という目的があって、その手段として映像を作ること、文章を書くこと、旅をすることがあるだけなんだよね。それは世界一周の時も今も変わらないかな。旅するクリエイターはまだ第1段階で、最終的にはプロフェッショナルライフリバー、つまり「生き方のプロ」になりたい。今は好きなことを追求してたら、「旅するクリエイター」って呼ばれるようになってる感じかな。

 

-では、完全に映像は帰ってきてから?

 

そう。今映像は面白いし、世の中も面白がってくれるし必要としてくれるから、追求してみようって思った。でも自分の中で映像作家になろうとか映像の会社作りたいとかは今はあんまりないかな。

 

-確かに。見てるだけでワクワクするし、専門的な人ではなくてもできますよね。

 

どちらかといえば、こういう世界があるんだよって伝えて、見てくれた人が「やばいなこれ。じゃあ行ってみよう」って行動にしてくれるってことに目的があるんだよね。映像美ってよりは。ちょっと哲学的な方に近いかも。

 

photo by kei

 

-元々アートなどに興味はあったんですか?

 

実は大学はスポーツ推薦で入ったんだよね。アート?そんなことしてる暇あるなら練習しろって感じだったから、ある意味自分を否定されるような場所で育った。アートに関しては、本当に相容れない環境だったよ。(笑)

 

-大学時代はひたすら部活?

 

そうだね。でもやっぱり好きだったから文章は書いていたし、メディアに関わりたかったからテレビ会社でインターンをしたりはしてたよ。ただ、誰からも学んだりはしていないかな、完全に自己流。

 

「やりたいことをやれる自分であるか」が大事

photo by  moka

 

-大学では色々なことをされていたんですね。他には何かされていましたか?

 

いや本当にみんなよりレベル低いし、今まで受験したことがなくて。(笑)小学校受験だけだったんだよね。要はお受験。小学校受験して、中学校エスカレーターで上がって高校は北海道にスキーしに高校入って、大学はスポーツ推薦で入ったから、本当に基礎的な頭の賢さがなくて。スキーの知識は他の人よりあるかなってくらい。日本代表で世界の大会出たり、全国大会とかでもそれなりだったけど。でもそれで大学入ったら急に人がめちゃくちゃいるんだよね。いろんな生き方をしてきた人がたくさんいるってなった時に、自分はその人たちと全く会話ができなかった。というのもスキーの知識しかなかったから。その時「1つのことを極めるって、1個隣に行ったら素人なんだな」って気づいたんだよね。それでも会話ができないのは嫌だなと思って、そこから今ならまだ間に合うし、色々な経験をしようとしたね。

さっきも言ったように、テレビ会社でインターンをしたり、インバウンド系の旅行会社で地図を作ったり、夏はキャベツの農家に手伝いに行ったり。それこそ俺が入学した時は東日本大震災が起きた2年後だったから、支援物資を運ぶボランティアに参加もした。もちろん恋愛もしたし、三日間全く寝ないで遊び続けて3日目の朝に玄関でぶっ倒れるみたいなこともちゃんとね、夏休み始まって3日で。(笑)自分が行動主義者になったのはそこからかな。とにかく、時間がないを言い訳にしてやらないよりは「限られた時間を使ってやろう」って感じで。

 

最近の人はみんなチャレンジしたいとは言うものの、結局踏み出せない人が多いと思います。それはどうすればいいと思いますか?

 

photo by kei

 

今の自分の原動力となっているのは、「理想の自分と現実の自分とのギャップ」だと思っていて。例えば自分は世界一周する前、英語はいつか喋りたいとか、海外に住んでみたいなとか、いつかいつか言ってるけど実際に動けてなかった。そしたら就職活動をして内定もらった時に「あ、人生決まっちゃった」てなったんだよね。多分このまま一生、英語を話せるようにもならないし、海外に住むってこともないんだろうなと思って、そこに理想と現実の大きすぎるギャップに気づいた。理想と現実のギャップを埋められるのは自分しかいないな、と。そこからはもう「やりたいことをやれる自分であるか」で行動し続けているね。その結果、英語も話せなかったし飛行機にも一人で乗ったことがなかった自分だけど、今は理想の自分に確かに近づいているなと。それがすごい面白い。だから俺の理想はいつか辿り着くと思う。今は体も丈夫だし、失うものもないからやってるよっていう感じかな。

 

-模索し続けてるってことですね。

 

そうだね。何がより理想の自分に近づけるか、それを求め続けること。

 

これからの時代は人の「生き方」が変わる

photo by  moka

 

その先のゴールはありますか?

 

ほんとこれはわかんないよね。(笑)まあいい父親になることはゴールだと思う。きっとみんなは自分っていうパーソナリティを使い分けていると思うんだよね。例えば俺の同期とかみんな社会に出てて、オフの自分と社会の自分が全然違くて、それこそ上司の前とか。一方俺は自分らしくいれる時間ってほぼ24時間。あえていうなら、「より自分らしくいられる時間」を長くして、長く生きていくこと。これはもうオリジナルなもので変えられないかな。

旅に出たらさ、人っていっぱいいるじゃん、同じ人いないじゃん、同じ人生ないじゃん。(笑)なのに俺の同世代は「代わりはいくらでもいるんだよ」みたいな冷たいことを上司に言われて働いてて、それは嫌だなて思った。俺はこの世にたった一人しかいないことを理解しているから、より自分らしくいる時間を長くする、それで受けいられるような人生を送りたい。そこが今はゴールかな。

 

photo by kei

 

今思えば俺も自分を殺して就職活動してたんだなって思う。正解なんてないのに誰かが作ったベースってあるじゃん。日本って、例えば就職活動で言ったら、黒髪にして、短髪にして、黒いスーツ着て、挨拶はこうで、ノックはこうで、みたいな。正解なんてないのに誰かがベースを引いちゃうから、大学を卒業したら進路の7割は就職だし、その就職もいい会社に入ったらいい人生を送れるよみたいなのがある。

でも俺がSNSとか海外から日本を見ている中での意見でいうと、だんだん人の人生が手に取るように見える化してきたと思うんだよね。言葉通り、今ブラジルの人が何食っているかもインスタとかでわかるし、だんだん今までの「自分と仲良い友達と親戚くらいの生き方しか知らない」っていう認識が崩れてきてる。生き方が多様化してオープンになってきて、社会人とかは今自分の生き方を考え直してると思うね。

みんな「こういう生き方もあるんだ」ってのに気づいたら、じゃあ自分は?ってなるわけで。俺は逆に今そこを狙ってる。俺みたいにいきなり「じゃあ来週フィジー行ってきて!」とか「タイに1ヶ月住んで!」とか、世界をオフィスに仕事をする選択肢もあるよっていうことをそういう人達には伝えたいね。

 

-確かに社会のレールに乗っても過労死したり自殺したりっていう人もいるし、何が正解かもう一度確認する必要がありますね。正解はないけどいろんな生き方があるし、Keiさんはそれを発信してくれてると思います。

 

photo by kei

後は全自動が進みまくってるからやばいね。(笑)昨日も羽田空港から帰ってきたんだけど、パスポートもポンって自動改札みたいになっちゃってて。みんなストレスがかかればかかるほどお金がもらえるってちょっと前までは錯覚してたけど、逆にストレスがかかる仕事ほど先に全自動にされちゃってるんだよね。要は駅で駅員さんたちが一人一人切符を見ていたのが全自動改札になって、日本全国から駅員さんがガーっと減ったわけ。それと同じことがこれから色んなところで起きる。そうなった時に生き残るのってやっぱりクリエイティブなんだよね。iPhoneを使える人じゃなくて、作れる人が生き残るってこと。だから俺はゼロから1を生むクリエイティブな仕事は面白いと思う。

 

今の自分を作ってくれた「世界一周」

photo by kei

 

-当たり前が、当たり前じゃなくなることを認識していかないとまずいですね。話は変わりますが、世界一周で印象的なエピソードはありましたか?

 

あるよ!とにかく毎日が印象的だった。本当にキリがない。全部初めてだったし、毎日アップデートの繰り返しなわけで。例えば宗教。牛食べれない、殺せないとかお酒飲めないとかね。(笑)

 

-確かにイスラム圏に入った時は、私もとにかく衝撃的でした。

 

でしょ!文化も違う、食べ物も違うし土地の感覚も違う。要はその国って現地の人たちにとって住みやすい国だから俺らは異質でさ、もう違和感でしかない。そんな毎日が20年間ちょっと東京に日本にいた俺からしたら本当に刺激的で、毎日自分の常識ってものを覆されてた。例えばここのカフェにiPhoneを置いてコーヒーを買いに行っても、絶対に置いてあるし誰も席に座ってないじゃん。これは俺らの常識であって、インドの常識じゃないし、どこの国の常識でもないの。

俺は小さいころから「常識的には」とか「一般的には」みたいな言葉をめちゃくちゃ言われて育ってきたから、元々自分がすごく異質だと思っていた。でも箱を開けて見たら、常識とか一般とかっていう言葉はなくって、例えば俺とモカの感覚だって違うよね。俺は余裕でこれから世界3周はできる。今チケット買って行ってこいって言われても。でもこれって感覚的には常識じゃないよね。

だから人と自分は違うのに、無理矢理うまくカテゴリーにぶち込まれているっていうのが旅を通して覆された。常識なんて誰かが勝手に作った透明の箱だし、一般的って言葉も同じ。だから今は自分の基準とか自分の価値観をすごく大切にしてる。そういう意味では「人生の判断基準は自分にある」って旅を通して教えてもらったのがすごくデカいね。

 

-帰ってきて、改めて自分って色々決めつけて生活してきたんだなって確認できたんですね。

 

photo by kei

 

そうだね、本当に妙なレールをぶっ壊されたのがすごく大きかった。いい会社に入るためにいい大学入って、もちろん大学卒業したら就職してっていうレールがあって。俺は人生をマラソンだと錯覚してた。みんな同じゴールを目指して、てことはみんな同じコースを走らなきゃいけない。だから人生はレースだって思ってたけど、旅に出たら色んな人に会ったんだよね。30手前でこのままでいいのかなって思って世界一周出たとか、結婚旅行で世界一周してるとか、こないだ会ったのは10年自転車で旅に出るって言って、本当に世界の大陸を全部1周したいって言って今距離的には5周してる人とか。

もう帰国したらクレイジージャーニーに出てくれってオファーも来てる旅人にあったり。そういう人たちに会って、人生って全然マラソンじゃない。彼らのゴールがあって、ゴールが違うってことはコースも違う。だからちゃんと俺のゴールを決めて、俺のコースを走ろうってそこで気付けたのがすごく良かった。

 

-旅で出会った文化、人々が色々なものをぶっ壊してくれたんですね。もし世界一周行ってなかったらちょっと怖いですね。(笑)

 

間違いなく今の感覚はないと思う。(笑)

 

-ドラブルなどのエピソードはありますか?

 

photo by kei

 

カンボジアで睡眠強盗にあったのは結構みんなに言ってるんだけど。シェムリアップで自称イラン人の男にビールに睡眠薬盛られて、起きたらどこかわからないし、お金ないみたいな状態で、俺ら日本人とかドラッグとか全然やらないから、薬の副作用で徘徊しちゃうんだよね。そしたら起きた後パニクっちゃって。友達は携帯と財布も取られちゃって、俺は日本円で現金2万円取られちゃっただけだったんだけど、パスポートもキャッシュカードもあったから下ろすことはできた。そしてなんとか5日かけて自分たちがどこのバーで飲んでたかとか、証人を探したりしてね。カンボジアの警察はお前らがどこで飲んだかもわからないのに酔っ払ってものを無くした事件に関与できないって言われたけど。(笑)

本当にいろんな人に出会って、大使館に勤めてる日本人の方とか。いろんな人たちと出会って解決して、あれは旅が始まってまだ1ヶ月くらいだったから自分のレベル上げにはちょうど良かったと思う。インドに行く直前だったしね。なんかインドは旅人の中で言えばジムリーダー的なとこあるじゃん?倒さなきゃいけないみたいな。(笑)その前は東南アジアの全部の国でホームステイしていたから本当に世の中に悪い人なんていないと思ってたし。でもこの経験でこういうこともあるんだってわかった。それが一番面白かったね。

あとはエジプトでナイフ突きつけられたり、マイアミでFBIに囲まれたり、隣のホテルが爆破予告されて本当にゲームみたいにFBIがきて囲まれて、とか。そういうトラブルも今となっては面白い話で、色々な考え方とか経験もできたかな。命あってからこそだけど。(笑)

 

SNSの時代にこそ、若者に求められること

photo by  moka

 

-いや、色んな経験し過ぎててびっくりしました。無事で何よりです。(笑)Keiさんはそれこそインフルエンサーとして影響力を持っていますが、SNSが発達した現代で若い世代に求められていることはなんだと思いますか?

 

俺が思うのは、影響力は今の時代相当武器になるってこと。ていうのも、夢を叶えるのには影響力がすごく使えるって感覚を持ったきっかけがあって。俺は去年と今年でほとんど同じクラウドファンディングしてるんだけど、去年は旅の途中でスキートリップをしたいと思ってた。でもお金がヨーロッパの時になくなるのは当たり前にわかってたから「スキーをしながらそれを記事にしたい」っていう形で資金を募ったら一般の方から30万円集まって、企業からの投資で30万円計60万円旅の途中で集まったんだよね。

これでもスゴいと思うかもしれないけど、今年は速攻180万円集まって、企業からは最初40万円で一般の人から140万円。実は個人で100万円投資したいて言ってくれる人が現れたけど、まだ俺が直接何かリターンが返せると思わなかったからこれは断った。だから実質は280万円。(笑)

去年は60万で、今年は280万。この差って紛れもなく影響力の差だなって。去年の自分と今年の自分の影響力は全然違う。影響力があると、例えば何かしたいことがあるっていう時に影響力だけの人たちが動いてくれる。だから影響力を持てば世界一周がしたいけどお金がないとか、目的があってすごい素敵なことをしたいんだけどまだ若いから時間はあるけどお金がないって時に助けてくれる人が絶対現れるはずなんだよね。それを俺はもっと大学生のうちに育てた方がよかったなって思った。

 

photo by kei

だから、ただのsnsといえどすごい威力を持ってるよ。どんどん大人たちが入ってこれない領域に踏み込んだ方が良いね。ソーシャルとか、ハードデバイスとか。例えば一眼レフとかミラーレスは大学の学部があるくらい歴史があって「こういうものが美しくて、こういう写真の撮り方が正解ですよ」っていう定理みたいなものがる。

けどgoproは当時持ってる人が全然いなくて、グランドキャニオンとかシンガポールのマーライオンとかの写真はみんな見たことがあったけど、それをgoproで撮った人はすごく少なかった。だからベースがないとこから俺がどんどん開拓していって「goproの先駆者」になれたんだよね。

ドローンもそうだし、ソーシャルだって大人たちが入って来れないから自分たちが1個バズることができれば先駆者になれる。今までは価値がお金しかなかったものがどんどん「感覚」として変わってきてる。本当に新しいものはどんどん乗った方がいい。人がやってないことがコンテンツになっていく時代だから。そしてオリジナルコンテンツの作り方をよく聞かれるんだけど、それはすごく簡単で。

 

photo by kei

 

例えば「スキーが得意」と「映像とれる」っていうスキルを俺が持ってるとするね。ここを掛け合わせればもうオリジナルなんだよ。そして俺の場合は映像を撮りながらスキーをして、スキー場のコンサルティングの会社にドイツとオランダの室内スキー場のマーケティングレポートを提出するってことでお金を稼いでいた。だから自分の「好き」を掛け合わせまくると本当にオリジナルになるんだよ。

スキーだけだと当たり前にプロはいる、映像もそう、だけど両方できるのって中々いない。だから好きを掛け合わせて「究極のオリジナル」をこれからはみんな作っていけば良いと思う。

 

-完全にこれってものを見つけなくても、これから作ってけばいいんですね。勉強になります。

 

photo by kei

 

最近流行っているSarahahとかTwitterとか見てるとフォロワーからの反応が結構あって、どんどんインフルエンサーとユーザーの距離も近くなっているなと感じるね。そしてもう一つ、学生が企業に入るにつれ、どんどんSNSをやらなくなる傾向にあること。これはもちろん会社の方針とかがあるのかもしれないけど、もったいないなって思う。SNSをやらない人たちは「仕事での自分」と「私生活での自分」を分けてるじゃん。絶対に私生活の自分を上司に見られたくない!みたいな。

例えばFacebookの50代と20代のユーザー数が同じくらいって知ってた?だから上司と部下がやってる数が同じで、結果的にどんどん若者のFacebook離れが進んでいる。でもそこってチャンスだと俺は考えてるんだよね。みんなが離れている所にガンガン行く若者がいたら強いと思う。

そしてやっぱり俺は私生活と仕事分けるような生き方はしたくないね。(笑)だって一日8時間働いてるんだよ?後は8時間くらい寝てるじゃん、そしたら9時間しか私生活は余らない。人生の3分の1しか自分でしかいられないなんて嫌じゃない?

アメリカとかはソーシャルメディアとかインフルエンサマーケティングが進んでいるけど、日本にはやっと最近入ってきたね。でもSNSとかを動かしてるのも結局はちょっと上の代だからめちゃめちゃやり方は下手。そこはやっぱり俺らがまだまだ開拓しがいがあると思う。俺はむしろ21の女子大生とかがSNS使いこなせてるのすごいと思うね。(笑)

 

ソーシャルの次はリアルマッチングの時代

photo by  moka

 

-keiさんにとって人生とはなんでしょうか。どこまで世界を見据えていますか?

 

5年以上先のことは自分もわからない。世の中がどうなってるかだよね、そうなってると思う?

 

-全然想像つきません。(笑)

 

つかないでしょ!周りの進化が速すぎるんだよ。ただ明確に言えるのは、人の心理は本当に変わり始めてるってこと。そこは本当に面白くて、例えば少し前まで食べログとかで評価が4とかだったら行ってたけど、今って食べログの評価よりも自分の友達に「あそこの店うまかったよ」って言われた方が行く人が多いんだよね。要は情報が溢れ過ぎてて、どれを選べば良いかわからなくなってる。だからちょっと調べればバンコクからアユタヤの行き方なんてすぐわかるのに、今は俺にどうやって行くのかをダイレクトに聞いてくる。

この心理が面白いから、ソーシャルの次は「リアルマッチング」が来るって俺は考えてる。つまりイベントとかソーシャルであった人たちと直接会うこと。今は有名なインフルエンサー同士がコラボしてるみたいなことが、別に有名じゃなくてもソーシャルで出会って同じ価値観を持ってる人たちの間で起こると思うんだよね。例えば、SNSで会った人と旅に行くみたいな。これがすぐ目の前まで来てるんだよ。だからソーシャルは増えないし減らないけど、次に起こることは「人と人」だと思う。元に戻るんだよね。(笑)

東京オリンピックまでにどうなるかわからないけど「全自動化」や「インバウンド」「グローバル」。将来的にはこれらに対応できなくなった人から落ちてくだろうね。あとは完全実力主義の世界が来ると思う。それは自分で動けることが強みになるということ。やればいいから。オリジナルコンテンツなんて、代表的な実力だね。

 

-完全実力主義。別に年とか経験とか関係ないですよね。

 

photo by kei

 

上の世代が抜けたら本当に変わると思う。大企業に入ってるから何?って俺は思うし。逆にその人たちって飼いならされちゃってるから、実際に企業が倒産とか何かが起こった時に全く動けない状態になるんだよね。あと、一番良くないのは「進路相談を公務員である先生にすること」。これは一番良くない。語弊を恐れずに言うと、高校の後の進路ってなった時に大学以外の選択っていうのは、彼らからは出てこないと思う。もちろん、そうじゃない先生もいるかもしれないけど。

だからね、それこそPERRYみたいな学生向けのメディアはすごく良いと思う!先生にしか相談できないってのは確実にこの時代にマッチしてないと思うから。

 

燻っている学生にメッセージ

photo by  moka

 

-最後に、燻ってる学生たちにメッセージをお願いします!

燻ってるって言ったって、最近の大学生すごいと思うよ!俺の大学生の時より全然すごい。だって俺カメラ持ったの半年前だよ?(笑)それでもね、行動したいけど難しい!っていう人には聞いて欲しい話がある。俺が父親に言われて確かにって思ったのが「男はどんどん動けなくなる。背負うものが増えるからな。キャリアとか家族とか、住宅ローンとかな」って言葉だったんだよね。でもそしたら、子供なんてできたら世界一周なんてできないじゃん!って思って。そしたら何も背負ってない学生って無敵だと思ったんだよね。

今は別にほとんどの学生が自分の稼ぎで食わなくて良いし、お金がなくても時間はある。ならやっちゃえよ!って思うね。(笑)俺だって当時はもう遅いかなって思ってた。英語を学ぶのはもう無理かなとか。でも22歳でしょ?32歳の自分より10年若いんだよ!32の自分より10年若いってことは、42の自分より10年若いってことだよ。(笑)膨大な時間がまだまだ俺らの手元にあるよ。今日はさ「これからの人生で一番若い日」なんだよ。だからもうなんでもできるって俺は思う。

うちの母親もさ、60になってマラソン始めて、今62で60歳以上の部で日本で7位。昨日めっちゃ喜んでたよ。(笑)60になって普通走る?だから何がしたいかなんて、結局自分次第だね。でもそういう時って周りが止めに来る。俺も内定断って世界一周したいってなった時にスキー部にいた時のOBとか監督とかに否定的なことを言われた。

 

photo by kei

 

でも、もし辞めて世界一周してなかったとして。俺が52になった時にやっぱり英語が話したかったとか、海外のグローバルな知識を子供に教えたかったっていう後悔を絶対するんだよ。この後悔は誰も慰めてくれない。監督たちも、周りにいた人たちも。だからいつも言ってるのは「何がしたいか」とかを示す自分の心のコンパスが絶対にみんなあるから。それを信じたほうが良い。フィーリングってやつ。本当に感性は信じたほうが良い。

世界に一つだけだから誰にも否定できないし。もちろん人の意見は聞いたほうが良い。聞くのは大事。俺もいろんな人にいろんな意見を聞いて分母は集めたけど、結局分子は自分。決定権は全部自分にあると思ってるよ。だからみんなも「心のコンパス」を信じて欲しい。

 

-周りなんて気にするな、自分を信じて進めということですね。Keiさんに言われると本当に説得力が違います。「心のコンパス」信じてみます。素敵なお話ありがとうございました!

さいごに

photo by kei

 

いかがでしたでしょうか。

今回インタビューを通して私は「自分のやりたいことを沢山やりたい!」と思いました。 お金がないから、親が反対するから、危険そうだから、そういって自分の動きを止めてしまう理由は沢山あると思います。

 

しかし、そこでストップしてしまったら何も始まりません! 後で後悔しても遅いんです!!

 

まだまだ私たちは若い。今こそ動き出してみませんか!?

 

もか / 面倒くさがり大学生

大学3年を休学して世界一周に出発するも、めんどくさくなってタイに戻っちゃうほどダメダメだけど旅は好き。寝ること、ダラダラすること、フットサルが好き。今一番欲しいものは単位。

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