アイドルからノーベル賞受賞者まで!逆輸入された「7人のサムライ」の経歴
Hi! What’s up!タイキだよ。
韓国語を一生懸命しゃべろうとする日本の女の子が、とってもキュートらしい♡
イギリスからは以上です。(笑)
まずは、これを見てください。
めっちゃ腹立つ英会話教室の広告を作ってみました pic.twitter.com/6oRKcTeW4y
— イタズラ不可避 (@oi547000) October 5, 2017
別に日本人の英語能力について言うつもりはありません。
ただ、これを見てあなたはどう思いましたか??
つまり、もっと日本人も海外に出るべき!ってことです。(笑)
同じ日本人でも若い内に海外へ飛び出し、活躍して日本へ逆輸入されちゃう人もいます。
世の中の変わった人をみると、経歴とか調べちゃいますよね、特に海外で活躍してる人はすごいと思います。好きなスポーツ選手が行った学校だか
ら、自分も行こうって思った人もいるんじゃないでしょうか。やっぱり、すごい人の経歴って調べちゃいますよね。
どうやったらそんな人みたいになれるの?どうやったら他人とは違う人生を送れるの?
僕にはわかりません。(笑)でもそうした人たちの経歴を参考にはできますよね。
そこで今回は、こらからを生きる僕らの参考になる、果敢に海外へ渡り成功を掴み取ってきた「7人のサムライ」について紹介!
アイドルから俳優、スポーツ選手、政治家からノーベル賞受賞者まで幅広く見ていきます。
BABYMETAL (アメリカ)
海外で火がつき、日本でも人気が出たグループ。
レーベルだってアメリカのRAL、ドイツのearMUSICと契約しています。
こんなにカワイイくて若い女の子たちが海外で活躍してるんですよ!
僕らも行くしかない!行かなくてどうする!
BABYMETALはめちゃめちゃヘビーでロックな曲を歌うアイドルグループとして有名です。可愛い顔してヘビーメタルをやりだすんだから、もうギ
ャップ萌え!しかも海外の大物アーティストのラブコールもアツいんです。
レディー・ガガのワールドツアー『アートレイヴ:ザ・アートポップ・ボール』のアメリカ5公演のサポートアクトとして出演し、さらにアメリカ
のロックバンド、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのオープニングアクトも務めたことがあるんです!
若くしてこんな出会いに恵まれていいなぁ~。挑戦の賜物です。
ディーン・フジオカ (台湾)
最近人気のこの方、芸能活動を開始したのは日本ではありません。香港です!
彼は、出身は福島県です。なのにキャリアは香港がスタート。
なぜ香港に?経歴を見てみると、
大学はアメリカへ単身留学、卒業後、バックパッカーとしてアジアを放浪。
香港のクラブにいたらスカウトされたそう。
旅っていろんな出会いがあるよね~。(笑)偶然なのか、運命なのか。
とにかくその時、香港で働こう!って思えるのがすごい!
香港でモデル、台湾で俳優インドネシアで音楽活動、そして日本で今や売れっ子俳優。
言葉の壁などの困難はあったでしょうが、そのチャレンジがあってこそ今の日本での大活躍があるんだろうなと思いました。
彼が言うには、言葉は生きるために必要だったから覚えられたらしいです。
日本語、英語、中国語、広東語、韓国語を操り、アジアならどこでも不自由ない。スゴイ!
やっぱり、旅する人はいろんな出会いがあるんだな~。
旅したい!みんな旅をしよう!(笑)
TWICE ミナ・サナ・モモ (韓国)
TTポーズカワイイよね。
さあ、日本で大旋風を巻き起こしているKポップアイドルTWICEです!日本人のメンバーが居るって知ってました?
ミナ、サナ、モモの3人は韓国で育ったわけでもない、日本出身の日本人です!
JYPという韓国の芸能事務所のオーディションを受けたことにびっくり!
韓国の事務所ですよ!しかも高校生の時に!
普通、アイドルになりたかったら、もちろん日本の事務所を受けますよねえ。
でもそこで、韓国でアイドルなろうという発想がすごい!
彼女らは、韓国語は向こうで練習生だった時に覚えたらしいんです。
自分が韓国でアイドルになり日本に帰ってきた時、どんな気持ちだったんでしょうね。
もちろん日本人だから日本語でインタビュー受け答えはできるし、韓国語の通訳もできる。
これぞまさに国際人!そんな人材が今の日本には求められてる気がします。(真面目笑)
アイドルになるなら、国内。そんな既成概念をぶち破るスタンスがカッコイイです。
小池百合子 (エジプト)
はい、皆さんご存知現在の東京都知事です。この方の出身大学知ってます?
東大?京大?いいえ。エジプトのカイロ大学です!エジプトですよ!
アメリカとかの大学を卒業する人はたくさんいるけど、エジプトはもはや英語圏ですらない!(笑)なぜエジプトを選んだのか。
ある日、新聞を読んでいると「国連の公用語にアラビア語が加わる」という記事を読んだ少女はそれがきっかけで、アラビア語に興味を持ってしまうんですね~。そして、大学やめてエジプトに留学しちゃうんだからまあ、すごい。(笑)普通じゃない。
なんと、リビアの独裁者カダフィ大佐のインタビュアーをしていた経歴もあるそうです。
海外の政治家たちと通訳無しで話せるのは政治家にとっても大きなメリットだと思うので、
今の政治にも反映して欲しいなんて思ったり。(笑)
田澤純一 (メジャーリーグ)
photo by Keith Allison
こちらは現在、メジャーのマイアミ・マーリンズに在籍している現役メジャリーガー。
2013年にはレッドソックスで上原浩治選手とともにワールドシリーズ制覇を成し遂げたピッチャーです。
「田澤選手が繋いで、上原選手が締める」という勝利の方程式が確立されていたくらいの選手ですがなんと、田澤選手は日本でプロ野球選手になっ
ていません!
田澤選手はなんと高卒後にいきなりメジャーへ挑戦!大谷選手は日本のプロに行ったけど、田澤選手は直接メジャーへ。
ただし、彼の選んだキャリアは順風満帆ではありませんでした。
日本プロ野球を拒否してメジャーに行くことが問題になり、ドラフトを拒否してメジャー球団へ行った者は一定期間は日本の球団と契約できないと
いう「田澤ルール」まで作られました。正に退路を絶たれた状態。
またメジャーでも、困難が待ち構えます。「バース・デイ」というTV番組を知っているでしょうか。この番組は戦力外や大きな困難を経験したス
ポーツ選手がよく取り上げられています。
戦力外にはなっていませんが、怪我でA級(日本でいう4軍)まで落ちたり、そんな生活がとても長く続いていたので、番組に取り上げられまし
た。田澤選手は日本のプロを経てメジャーへ行く人よりも断然苦労しています。なんせいきなりメジャーですから!
しかしこうした困難を乗り越えた選手が持つ、最大の強みが「強靭なメンタル」。挑戦した彼にしか持ち得ない武器があるからこそ、ずっとメジャ
ーで活躍できるんだと思います。そろそろ日本でも活躍の幅を広げるであろうと思ったので、紹介しました。
カズオ・イシグロ (イギリス)
はい、今年一躍日本で有名になりましたよね。
2017年、ノーベル文学賞を獲得したカズオ・イシグロさんは、現在ロンドン在住。
若い頃にイギリスへ移住しているのですが、イギリスで生活している時であっても
ずっと日本の社会は今どうなのか、日本はどんな国なのかを想像していたらしいです。
本の中で架空の日本が完成していたらしく、それが、小説家が経験する架空の世界を創るという作業にうまく繋がったとインタビューで語ってま
す。自分が日本で育ったことは、物語を創る上で欠かせない要素だと。
僕も、イギリスにいて、日本では今、何が流行っているだろう?どんなニュースや話題があるのだろうと毎日考えています。Youtube の設定も日本
にしてあります!(笑)
海外にいるからこそ日本で培ったものを活かす、気づかなかったことに気付ける。
今こうしてロンドンにいる僕は、とても共感できます。
この機会に、カズオ・イシグロさんの著書を呼んでみてはいかがでしょうか?おすすめは写真の「日の名残り」。
独特な主人公の心情の動きに引き込まれます。
渡部陽一 (紛争地帯)
こんにちは戦場カメラマンの渡部陽一です。アフリカ情勢。中東を拠点としている過激派組織イスラム国の壊滅が北西アフリカの過激派を刺激。ニジェールやマリ、アルジェリア・リビアなどで過激派の連携、テロ攻撃が拡大。ニジェールではアメリカ特殊部隊の兵士4名が襲撃を受け犠牲となりました。
— 渡部陽一 (@yoichiomar) 2017年10月25日
皆さんご存知であろうこの方。
日本で生まれ、日本で育ち、最終学歴も日本の大学です。留学経験もありません!
さあ、渡辺さんが一体どんな方法で海外へ飛び立ったのか、きっかけは、大学時代にあります。
アフリカにいる少数民族である、ピグミー族に会いたい!と思った彼は旅行者として
コンゴ民主共和国へ行きます。そこで、転機が。
当時はルワンダ紛争の真っ只中、渡辺さんは少年兵に私物をすべて取られてしまいました。
しかし帰国後そのことを人に話しても、理解してもらえなかったそうです。
そこで彼はカメラの重要性に気づき「戦場カメラマン」となります。
そして驚きなのが、そう思ったらすぐ行動。学生時代から彼は戦場カメラマンとして、海外へ写真を取りに行っていたんです!なんとアクティブ!
そして勇気のある行動。
やがて写真が雑誌に取り上げられ始め、あの独特の口調が話題になり、今に至ります。
やはり、学生時代の経験は将来につながるんですね。それほど大事ということです。
海外へ出る意味
photo by Kentaro Ohno
「井の中の蛙、大海を知らず」
日本から遠く離れたイギリスにいる自分は、この言葉の意味を噛み締めています。
カナダに留学している友達が「こっちは大臣が不倫でやめたとか、そんなニュースは流れないよ」と言ってました。
日本は世界の中でも平和な国なんだと実感しました。自分の国を客観的に見ることはとても重要です。
このように海外で視野を広げれば、幅広い視点から物事を見ることができ、社会に出てからも役に立つと思います。
また海外では、日本よりLGBTへの理解が進んでいます。日本は先進国と言われますが、トランスジェンダーなどにおいては後進国です。
日本だけが、全てじゃない。やはり海外に行かないと分からないことは沢山あるのです。
学生が終わったら、もう僕らは社会人。初めてのことをたくさん経験するでしょう。
若いうちに世の中にはこんなにも違うのか!ってどれくらい思ったかが将来、どんな環境にも柔軟に対応できる人間を育てると思います。
さあ、若者たちよ!殻を破ろうではないか!