
クリエイティブ料理バトル~楽しくフードロス問題と向き合う~
どうも~ジョージアで三食バナナ生活を経験したきらです!!
なぜ3食バナナになってしまったかといいますと、外食はお金がかかるし…
1人分の自炊は材料を余らせてしまい、もったいないなと感じてしまうし…
でもやっぱり食は大切ですね!!生きるために!!3食バナナを経験して改めて感じました!!!
そんな私に、材料を無駄なく使う楽しさをおしえてくれたコンテストがこちら
CREATIVE COOKING BATTLE
(以下CCB)
今回は学生による学生のためのCCB決勝戦に実際にお邪魔してきました~
その様子をお伝えしたいと思います。
(7月某日開催)
これで自炊の時の材料を余らせてしまうという悩みを解決できますね♪
CREATIVE COOKING BATTLEとは
こちらの料理バトルですが、普通の料理バトルとはちょっと変わっています。
普通の料理バトルがどんなものかあまりわかりませんが!(笑)
なぜならこのコンテストは料理の味だけを競うものではなく、
味、料理の見た目の美しさ、工夫のアイデア、生ごみの量
の四観点をチームで競い合うからです。
生ごみの量…!!!
はい、その通り。今回のこのコンテストはフードロス問題を意識したものとなっています。
“家庭からでる食料廃棄を楽しく解消する。”
残り食材を工夫して自由に料理する能力に焦点を当てた、エンターテイメント型フードロス解消イベントです。
コンテスト当日の様子
なんと当日はテレビの撮影もはいり、会場であるクックパッド本社の一室は賑わっていました!!
(さすがクックパッド、会社のビル内にお料理教室でも開けるような部屋があります。)
photo by CCB
コンテストのはじめに各チーム自己紹介を行いました。
参加大学はこちら、
①筑波大学
②東京大学
③相模女子大学
④大阪府立大学
どのチームもとっても個性的なチーム紹介で楽しかったです
それではバトルスタート!!
戦いは食材選びから
戦いは食材選びから始まります。各チームが“余りもの”として家にあった食材をもちより、それに加え運営側が用意した物のみで調理を行います。
食材選びはまさに戦いです。
どのチームにも選ばれなかった材料は運営スタッフによって強制的に分配されます。
つまり!!ギリギリまでどの材料が手に入るのかわかりません。
Creativity(独創性)が試されますね~
photo by CCB
定番の食材から、スポーツドリンクの粉、焼きぷりんなど
本当に使いきれるのかな?!と心配になってしまう食材も多数!!
作戦タイムをはさみ、調理タイムがスタート
ここで驚かされます、参加者のみなさんのチームワークの良さに!!
限られた材料、限られた時間の中でも楽しみながら調理をしている姿はステキでした~
photo by CCB
photo by CCB
調理終了後は審査員の方、参加者の皆さんで試食会です。
なんと!!取材にお邪魔させてもらっていて私達も頂きました~
あの材料がこの料理に?!と驚く美味しさでした。
衝撃的だったのはスポーツドリンクの粉を使ったゼリーです。
味もみためもさっぱりしていておいしく、
初めて見た使い道にびっくりです!!
チャンピオンはこの大学だ!
各大学それぞれコンセプトのある献立を、きちんと時間内に完成させており一番を選ぶのは難しかったと思います。
そんな中優勝に輝いた大学はこちら!!
photo by CCB
大阪府立大学チームです!!
おめでとうございます
photo by CCB
料理のおいしさはもちろんですが、生ごみの量がポイントです。
優勝した大阪府立大学チームは断トツの少なさ12gでした。
(日本の平均残飯量は1家庭につき181gです。)
大阪府立大学のチームのみなさん、おめでとうございます!!
CCBを通して伝えたいこと
改めて私たちにとって食は大切だなと感じました。おいしいご飯を食べることはもちろん、考えて料理することの楽しさは新たな発見です!!
記事の冒頭でもお伝えしましたが、今回のコンテストはフードロス問題に焦点をあてています。ではなぜ私たちはフードロス問題について考えなければいけないのでしょうか?
これはかけがえのない地球でこれからも生きていくために、世界が共通して掲げた目標SDGs(Sustainable Development Goals)と深く関わっています。
知っている方はもちろん、食を通して少しだけ世界に目を向けてみませんか?
retrieved from United Nations Information Center
現在世界中に飢餓に苦しむ人は多くいます。
私達日本人とは全く関係のない世界の話に聞こえますが、世界の人口の9人に1人は飢餓に苦しんでいるのです。
SDGsの17のゴールのうち、2つ目は「飢餓をゼロに」
この現状を解決するためにまず私たちが出来る事は、食品ロスを減らすことです。
世界の人口の2割にも満たない私達先進国居住者が半分以上の食品を消費しているため、多くの人が飢えにより健康的な生活を送れていないのが現実です。これは私達日本人が無視してはいけない課題かと。
しかし!!
今回CCBを通して感じたことは、私たちは世界の飢餓問題に対して深刻に悩むのではなく料理の時にちょっとの心がけをし、
楽しく取り組むのが良いということです!!
毎日の料理の中で小さな工夫することを楽しみ、結果的に余りものを減らすことに繋がれば、
私達も世界も幸せが増えますね!!(材料費も節約できればお財布にもやさしい♪)
小さな工夫、ちょっとした意識で社会に貢献できるということを気が付かせてくれたCCB、
そして主催してくれたみなさま、ステキなコンテストをありがとうございます!!