旅行や留学では味わえない!海外ボランティアの魅力とは
こんにちは!
毎朝寒くて布団から出られないことが悩み。
えっちゃんです。
早いもので、年が明けてから一週間。あっという間…!
みなさんはそんな何となく過ぎていく日々に何か物足りなさを感じることってありませんか?
そんな生活から抜け出して、刺激溢れる生活がしたい。
そうだ!海外で生活しよう。
…とはいっても、
そんな簡単に海外で暮らすことなんて出来ませんよね。
しかし!旅行では出来ない、留学でもない、
海外での日常生活を体験できちゃうものがあります。
それが「海外ボランティア」。
今回はそんなボランティアの魅力について紹介していきます。
海外ボランティアって?
まず、海外ボランティアとは、
海外でボランティアをすることです。
はい、そのままですね(笑)
海外ボランティアは
・NPO法人が募集しているもの
・留学などのエージェントからの紹介
・JICAの青年海外協力隊
・学生団体や大学のサークルが運営しているもの
などなど様々な参加手段があります。
また、内容も
・インフラ整備
・教育支援
・環境保護
・農作業
など、参加するプログラムや手段、行く国などによって多岐に渡ります。
しかし、海外ボランティアで共通することとして、旅行や留学ではあまりできないような、
「現地でのリアルな生活を味わえる」
ということが挙げられます。
photo by pixabay
そもそもなぜボランティア?
そもそもなぜ、ボランティアをするのか。
ボランティアってやっぱり、無償奉仕とか、偽善活動とかって捉えられがちですよね。
私自身よく、「なぜ、お金を払ってまでボランティアをするの?」と聞かれることがあります。
しかし、ボランティアとはもともと「志願者」「有志者」という意味を持つ言葉です。
本当は「自らから進んで~する」という意味を含んでいてで、参加するかしないかは自分の意思次第です。
きっとボランティアをする理由は人それぞれあると思います。
・人の役に立ちたいから
・自分自身を成長させたいから
・就活のため
・社会勉強のため
・周りがしてるから
・恩返しがしたい
などでしょうか。
しかし、私はどんな理由であれ、ボランティアをすることでなにか得られるものがあると思っています。
そして、その経験は人生や自分の心をより豊かにしてくれるはずです。
しかも、それが海外であるならばより一層。
フィリピンでボランティアしてみた話
実は私も今年の春休みにフィリピンでの海外ボランティアに参加しました。
この時の体験がめちゃめちゃ良くて、私はこの記事を書こうと思えたほどです。
場所 :フィリピン パンガシナン州にある村
(首都マニラからバスで約6時間)
期間 :約2週間
費用 :約11万円(航空費を除く)
人数 :日本人キャンパー24人+現地キャンパー5人
利用団体:NPO法人CFFジャパン
詳細はこんな感じです。
基本的にプログラム費には宿泊費や食費は含まれていることが多いです。
今回はその時のお話をしたいと思います。
何をしたの?
まず、現地での主な作業は石垣作り!
雨期になると水で溢れて通れなくなってしまう道に高さのある石垣を作って、
雨が降っても通れるようにしました。
重い土や石を運んだり、セメントを作ったり、力仕事も多く大変なことも。。
しかーし!
同じキャンパーの仲間や、現地の子どもたちと協力して完成した時の達成感は
半端ないです!!!
ちなみに最初はこんなに草がボーボーに生えていた場所が、
photo by etsuko
じゃーん!!!
photo by etsuko
こんな道に生まれ変わりました!
どうですか!すごくないですか!!!
日が経つにつれ、村の子どもたちだけでなく、村長などの村の大人たちもたくさん手伝いにきてくれました。
完成に向けて国籍も年齢も関係なく、みんなで盛り上がっていく“一体感”がとても楽しかったです。
他にも、2週間の中には
・フィリピンの現状を知るスタディーツアー
・現地の小学校で授業見学や、子どもたちとの交流
・村の人たちの家にホームステイ
・パーティーでダンスを踊ったりはしゃぐ
・海へ遊びに行く
など、
とりあえず2週間という期間でも様々な経験をすることができました。
photo by etsuko
ちなみに、真冬の2月にこんなきれいな海で遊べるのもフィリピンならではですね。
現地での生活について
やはり共同生活ということ、フィリピンという日本以外の土地ということ、
現地での生活は実際どうなのか?気になりますよね。
食事面
私の場合は、現地のお手伝いさんが作ってくれていたものを食べていました。
(ボランティアプログラムによってはキャンパーたちで自炊をする場合もあるみたいです。)
まさに日本では食べられないような現地ならではの料理。
私は好きでした、フィリピン料理!
photo by etsuko
そして、毎日ワークの間におやつタイムがありました。
フィリピンではこのおやつタイムのことを
“ミリエンダ”と呼んでいます。
photo by etsuko
これが美味しいんだな~。(笑)毎日の楽しみでした。
1番美味しかったのはバナナ春巻き!
(写真はありませんでした。。(泣))
フィリピンでついに痩せれるか!と思いましたが、
太りましたね。はい。
衛生面
直球にいきます。
お風呂はこんな感じでした。
photo by etsuko
まず、お湯はありません。
そして、シャワーもありません。(笑)
タンクの中に入ったお水を桶ですくい、身体を洗います。
最初は正直、きついな~と思っていましたが。。
ワークで汚れた身体を、みんなで「冷たい~」とか言いながらキャッキャするの、
楽しいです。とても。(笑)
次はトイレ!
はいどん!
photo by etsuko
桶で水を流すタイプです。
トイレットペーパーは持参です。
私も始めは日本との違いに戸惑いました。
でも人間ってすごいです!
みんな2週間も経てばこのような環境に順応していくんですね。
通信面
基本的に現地ではスマートフォンで連絡を取ることができませんでした。
(初日や最終日の首都マニラでのホテル、空港などではWi-Fiを使うことができました。)
その分、現地の人や仲間との直接的なコミュニケーションをたくさんとることができました。
スマホがない生活、案外良いです。
ですが、意外と現地の子どもたちもスマートフォンを持っていてInstagramなんかもしていました。(笑)
買い物面
私が行った村には大きなスーパーマーケットはありませんでした。
ですが、サリサリストアといって日本でいうコンビニのような、小売店はたくさんあります。
photo by etsuko
ここではお菓子やジュース、ちょっとした日用品などが売っています。
ワークの終わりにみんなでお菓子やジュースを買いによく行っていました。
物価の安さに驚きです。
ちなみにこのサリサリストア、フィリピンに100万店もあるとか。。
番外編
現地での生活は本当に刺激だらけです。
ここで私的に好きなネタを投下させていただきます。(笑)
photo by etsuko
じゃん。
こちらはフィリピンのカラオケです。
ホームステイしている間、急にこの機械が家に届けられました。
村のみんなが集まり、そして日が暮れる夜まで、外でカラオケで歌を歌いまくるという。
うん。日本では近所迷惑極まりないですね(笑)
夜空の下で歌うカラオケは最高でした‼
photo by etsuko
photo by etsuko
photo by etsuko
そしてどんどんどん!
現地ではまさに、動物と共存する生活です。
#豚ちゃんと歯磨きをする生活
#一歩外へ行くと牛がいる生活
#そこらじゅうに犬がいる生活
(フィリピンには犬がたくさんいますが決して噛みついてきません!)
動物とこんなに近く生活できるのも日本ではなかなか経験できないですよね。
※ちなみに海外では、むやみに動物に触るのは辞めましょう!
狂犬病を始めとした感染症の予防策についてはこちらをご覧ください。
参加までの流れ
始めに説明したように、海外ボランティアには参加するプログラムによって形態は様々です。
しかし、何かしらにサポートがあるものが多いので、
海外に対して不安がある人にもオススメです。
自分が気になったプログラムや団体があれば、説明会へ行ったり、ホームページを読んだりしてみましょう。
私は友達が行っているのを見て、半ばノリで応募しました(笑)
しかし、出国までにLINEグループで自己紹介をし合ったり、事前研修では持ち物の確認や現地までの行き方、危険予知トレーニングなどたくさんのサポートがあり、
準備面での不安は解消されていました!
最後に
海外ボランティアの魅力とは、
・現地でリアルな生活ができる
・たくさんの仲間ができる
・初海外でも安心
私なりにまとめてみました。
実際に海外で現地で生活するからこそ気づいたこと、たくさんありました。
そして、今私がこのPERRYで記事を書くことができているのも、この時に出会った仲間がきっかけです。
サポートがあったからこそ一人で飛行機に乗って現地まで行けたこと、自分自身の自信にも繋がりました。
海外でボランティアをすることは、経験として蓄積され、人生や心ををより豊かにしてくれます。
きっとそれは人生の中でもとっても意味のある時間になるはずです。
photo by pixabay
さあ、みなさんも留学や旅行では味わえない、
ワクワクと新たな発見に出会ってみませんか?