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普通の旅じゃ、つまらない!女子大生がバイクでベトナム縦断しちゃった話。

もか / 面倒くさがり大学生

面倒くさがり過ぎて、世界一周途中でやめました。

 

どうもコーヒーはあんまり飲めません、モカです!

 

いきなりですが。


実は私、昨年大学3年次を休学し、世界一周に挑戦していました。
今回はその時のお話をしたいと思います!

 

 

また記事の最後では、日本最大級の旅イベント”BackpackFESTA2019”についてご紹介しています。ぜひそちらもご覧ください!

 

 

世界一周に出発してはや1ヶ月半、ラオスには少し行ってみたものの
居心地のいいタイに沈没してはや1ヶ月。

 

そこで一つの番組に出逢いました。
それは、たまたま暇つぶしで見ていた

 

「水曜どうでしょう」の
バイクでベトナム縦断。

 

これなら自分にもできそうだし帰国後ネタになりそうだな、と。(笑)
同じゲストハウスに宿泊していた2人を誘って弾丸7日間、バイクでベトナム縦断の旅を決めました。

 

水曜どうでしょうって?

 

photo by shatterstock

 

1996年に放送開始の北海道のローカル番組。
出演者は大泉洋、鈴木貴之とディレクター陣の計4人。

 

通称“どうでしょう班”が、かなり無謀な旅をし、その模様を放送する自称「移動番組」。

 

ベトナム縦断の他に、

 

ユーコン川160キロ〜地獄の6日間
北極圏突入〜アラスカ半島620マイル

 

などの人気海外企画もある。

 

ルート(ホーチミン~ハノイ)

 

photo by google

 

ベトナムは南北に1650km、東西に600kmと縦に細長い国です。
つまり縦断となると1800kmの距離を走ることになります。
(東京から沖縄が約1600kmですからね、、、!!)

 

私たちは弾丸であったため、とにかく時間がありませんでした。

 

観光にはあまり時間をかけず、
とにかく進むということを決めました。

 

1日最低でも350km7日間
以下のルートでベトナムを縦断することに。

 

ホーチミン→ファンティエト→ニャチャン→クイニョン→ホイアン(ダナン)→フエ→ビン→ハノイ

 

要チェック!ベトナム縦断に必要なもの

 

photo by shatterstock

バイク

 

まず一番必要なのはもちろんバイクです。
さすがバイク大国、バイク屋さんは至る所にあります。

 

適当に選んだバイク屋さんでバイク
300USドル)とヘルメットを購入。

 

ここで注意すべき点はバイクを隅々チェックすること!

 

・エンジン、ブレーキ、クラクション、ウインカーはしっかり機能するか
・オイルはしっかり入っているか
・日本製であるか
HONDAと書いてあっても中国製だったなんてことはザラにあります)

 

私実は日本ではバイクなんて乗ったこともなく
知識ゼロでこれらのチェックを怠りました。

 

そのせいで後々大変なことになりました…。みなさん気を付けて下さいね。

 

日焼け対策

 

縦断開始の初日!
普段と同じような格好でバイクに1日中乗り続けた結果、
夜宿に着く頃には肌が真っ赤に。

 

photo by moka

 

ベトナムの日差しの強さ舐めていました。
日焼け対策はしっかりとして下さい。大事なことなのでもう一度言います。

 

日焼け対策はしっかりと!!!!

 

そうでないと縦断終わる頃には真っ黒になっちゃいますよ。
日焼け止め、長袖の服、サングラスは必須です!!

 

急な雨に注意!!

photo by shatterstock

 

ベトナムは細長い国のため北部、中部、南部と地域によって気候が大きく異なります。
雨季のタイミングも場所によって少しずつずれています。

 

また、急なスコールもありますので
バックパックや携帯などの防水グッズは必ず準備しておきましょう。

 

ベトナム縦断スタート!!

 

さあ、ついに出発です!
たくさんのベトナム人ドライバーに紛れて進みます。

 

みなさん一度は目にしたことがあるのではないでしょうか、
まさにこんな状況です。

 

photo by  Padmanaba01

 

しかし、ここまで来たらとにかく進むのみ!!
と、気合たっぷりですが
1日目は慣れていない国での運転、とても大変でした。

 

道に迷ったり、バケツをひっくり返したようなスコールにあったり、
気温約35の猛暑の中ひたすら進み続けて7時間やっと1日目の目的地ファンティエトに到着。

 

着いた頃にはとてつもない疲労感。その日はご飯も食べずに即就寝しました。

 

ベトナム人の暖かさを感じた2日目

 

photo by shatterstock

 

さあ、2日目です!
いっぱい寝たしいっぱい食べたし出発だー!
天気も良く、気持ちよく走っていると……?

 

ピューーーーーーン、ヒューンヒュン……………。
急にバイクが動かなくなりました。

 

前日にも何度か動かなくなることがあったので
あまり重く受け止めていませんでしたが、何かがおかしい!!

 

助けを求ようと思い、バイクを押しながらガソリンスタンドへ。

 

お兄さんに状況を必死に伝えるも、ここは田舎。日本人はもちろん外国人も一切見かけませんでした。

 

もちろん英語は通じない、
完全に異国の地で放置されました。

 

どうすれば…。途方に暮れていると
たまたま通りかかったベトナム人の若者グループが声をかけてきてくれました。

 

私たちがジェスチャーで説明をすると理解し、ガソリンスタンドのお兄さんに伝えてくれ
バイクのチェックを始めてくれました。

 

やっと再開できるーーーーー!!と希望が見えかけてすぐお兄さんの顔が曇りました。

 

このバイクもう動かないと。

 

諦めけていると、若者グループの一人が携帯の翻訳機能を使って話しかけて来てくれました。
なんと他の修理屋さんに連れて言ってくれるそう。

 

本当にいい人たちに出会えました。(泣)

 

photo by moka

 

結果としては、バイクは直りませんでしたが。(笑)

 

それでもそのベトナム人達は異国からやって来た私たちに、ずっと親身になって色々なアドバイスをくれました。

 

この方々の優しさのおかげで、バイクが壊れたことなんて小さなことになり
むしろこんな素敵な出会いができて、とてもハッピー!

 

その後3人、2台のバイクでまた進み始めました。そして、2日目の目的地ニャチャンに到着。

 

この日は、私が以前セブ島の語学学校に通っていた時の友達
“ジュン”と久しぶりの再会。

 

photo by moka

 

ジュンに色々なところに連れてってもらい、フォー以外の美味しいご飯も食べられて最高の1日でした。

 

やっぱり旅の大きな魅力は
“再会”ですね!

           

ひたすらベトナムを縦断!

 

こうして1日約400㎞迷子になりながら、

 

日に日に増すケツの痛み、
黒くなり続ける肌、
いつ故障するかわからない2台のバイク

 

それでもひたすら前へ前へ、
進みました。

 

初日は普通の格好をしていましたが、行き着いたカタチはこの格好。 

 

photo by moka 

 

「郷に入っては郷に従え」
とはこのことだったんですかね、理解。

 

ベトナム縦断成功!!

 

photo by moka

 

途中だいぶ省略をしましたが。(笑)
無事にホーチミンからハノイまでバイクで、

 

ベトナム縦断
達成することができました!!

 

ハノイに到着した時の達成感は最高でした。

 

途中何度も何で自分こんなことやっているのかとも思いましたし、トラブルもいくつかありましたが挑戦してとてもよかったと思います。

 

こんなバカな思いつきに乗ってくれた2人には感謝しかないです。
この日は、ハノイでベトナム人友達と共にお疲れパーティーをしました!!

       

ベトナム縦断のイロハ

photo by shatterstock

 

ここまで書いて来ましたが、もしかしたら読んでくれている人の中に
興味を持ち、挑戦してみたいと思ってくれた方もいるかもしれません。
そんな方々へちょっとしたアドバイスです。

 

人数は何人がベスト?

 

私たちは3人で行いました。交通量の少ない田舎の道なら問題ありませんが、
多いところになると他のバイクに紛れて逸れてしまうことが何度かありました。

 

よってやはり23人がベストじゃないかと思います。

 

1人で行った韓国人の友達は、やっぱり途中何度か悲しくなることもあり、誰か誘えばよかったと言っていたので何人か仲間を集めてみるといいでしょう。

 

宿泊場所は?

 

私たちは毎日夜に次の日の宿を予約してから行きました。
その都度予約なしに決める方法もありますが、決まった場所があった方が最後に探す手間も省けていいかと思います。

 

メンバーはどうやって集める?

 

私の場合はバンコクにある日本人宿に宿泊していた時に思いつきで周りにいた人を誘ってみたところ、快くOKもらいました!(笑)

 

日本から友達を誘い一緒に現地へ行く方法もあれば、他国で出会った人を誘ってみるなど、方法はたくさんあります。
ベトナムは物価も安く、思いつきでできると思いますのでぜひ周りの人に声をかけてみてください!!

 

さいごに

 

photo by moka

 

暇つぶし程度に行ったこの縦断でしたが、縦断しないとと気づけなかったようなベトナムの良さもわかったし
バスで移動していたら、見られなかったであろう光景にも出会うことができました。

 

しかし、期間があまりにも短かったので
もう一度挑戦したいと思います。(笑)

 

またバイクに乗っている間は1人なのでたくさん考える時間もあり、自分と向き合ういい機会になりました。

 

ありきたりな旅では物足りない、何かバカみたいなことに挑戦しながら旅したいという方は、ぜひ挑戦してみてください!!

 

※くれぐれも安全には、気をつけてください。

 

 

 

BackpackFESTA2019とは

この記事を読んでくださった皆さんに、
日本最大級の旅イベント”BackpackFESTA2019”をご紹介いたします!

 

 

今年のテーマは「旅人になった日」

 

世界を旅した著名人による心震えるトークライブ。
思わず旅中に口ずさみたくなる音楽ライブ。
世界一周をかけた胸躍るプレゼンコンテスト。
当たったらもう旅に出るしかない豪華抽選会。
参加者もゲストもごちゃまぜの交流会。

 

様々なコンテンツを通じてこの日が旅の始まりの日「旅人になった日」となり、また既に旅人のみなさんにはあの懐かしい「旅人になった日」を思い出して次なる旅への衝動を駆り立てるような、参加者のみなさん全員の今後の人生のターニングポイントとして思い出してもらえるような時間にできればと思っています。

 

今年は全国9都市+タイにて開催が決定しています。
各都市の会場はこちら、BackpackFESTA2019公式サイトをご確認ください!

 

 

 

 

 

もか / 面倒くさがり大学生

大学3年を休学して世界一周に出発するも、めんどくさくなってタイに戻っちゃうほどダメダメだけど旅は好き。寝ること、ダラダラすること、フットサルが好き。今一番欲しいものは単位。

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