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英語留学にはアイルランドがおすすめ!留学経験者が語るアイルランド留学の魅力

Shioli Ando / ヨーロッパに恋する大学生

長期で北欧に住むのが夢。

 

Hi there!ふかふかの芝生に寝っ転がるのが大好きなしおりでーす!

 

さてみなさん、英語留学といえばどこが思い浮かびますか?アメリカ、イギリス、オーストラリア…王道ですね!

 

でもみんな待って。みんなが知らない、もっと素晴らしい、でもとってもマイナーな、けれどじわじわ人気になりつつある英語圏の留学先があるんです。

 

どこだと思いますかっ??

 

そうそれは、アイルランド

 

今回はその知られざる魅力を経験者が紹介します。

 

 

 

【目次】

1.そもそもアイルランドって?
2留学先としてのアイルランドの魅力
・主要言語
・国際色豊かな都市
・コンパクトシティ
・食料物価の安さ
3.アイルランドって何があるの?
・ギネス発祥の地
・ハリーポッターの撮影地
・キングスロード!
・ジャイアンツコーズウェイ
・個性豊かな著名人
4.やっぱり気になる!アイルランド留学のデメリット
・外食費の高さ
・日本からのアクセスが悪い?
・日本食スーパーの少ない?
・天気が悪い
・家賃が高め?
5.結論 アイルランドは留学に適した環境!

 

そもそもアイルランドって?

 

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アイルランドは、
ヨーロッパはイギリスの西にある、
面積は北海道ほどの大きさの島国。

 

人口は460万人。
日本の第2の首都である大阪は全人口約880万人。
約半分といったところでしょうか。
コンパクトなサイズ感が伺えますね!

 

 

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アイルランドの羊の人口(匹数?)はアイルランド人口の2倍らしいです。そう、中心部からちょっと車を走らせると羊だらけの光景が待っていたりするのです。のんびりほんわかほのぼのしちゃいますね!

 

このおしり!笑

 

留学先としてのアイルランドの魅力とは?

さてさて本題。わたしがアイルランド留学を推す理由をご紹介します!

その①主要言語が英語!

 

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BBCによると、アイルランド語(英語でGaelic) はアイルランド最初の主要言語だったとのこと。しかし今では英語が主流になってしまい、国民の30%はアイルランド語を話すことができますが、日常的にアイルランド語を使用しているのは人口のわずか5%だそう。

 

彼らが話す英語は、イギリス英語に似ているので、発音は口を横に大きく開くような発音ではなく、優しく紳士的な発音が特徴的です。TOEICやTOEFLのイギリス英語問題にも対応できます。

 

イギリス英語を学びたい人にとって、イギリス留学は物価が高いのが難点。イギリスでは通貨がユーロではなくポンドなので、アイルランドで1ユーロで売られている全く同じ商品が1ポンドで売られていることも多いです。

 

1ユーロは約130円、1ポンドは約150円とすると、同じ商品を買うのに20円の差が出てしまうことも。

photo by ぱくたそ

この点を考えると、イギリスに留学するより、アイルランドに留学する方がお得に思えますよね。

 

ちなみにイギリスが好きな人にも朗報。首都のダブリンからなら、安い時は1000円程でロンドンに飛行機でアクセスできてしまいます。憧れのロンドンに1000円で行けちゃうなんて。これはコスパ最強ですね。

 

(ちなみに欧州ならどこへでも安くいけちゃいます。フランス・スペイン・ドイツ2000円から、北欧・モロッコ5000円から、東欧4000円、最高です。)

 

 

その②国際色豊かな都市

 

 

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首都であるダブリンには、アフリカ系の方から東欧系の人、アジア系の人からロシア・北欧系の人までたくさん。いろんな文化がミックスされており、英語のなまりも人それぞれなので、正しい英語を話さなければならないというプレッシャーはありません。比較的英語を話しやすいという環境にあるのは事実。

 

 

その③迷子にならない!コンパクトシティ

 

 

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歴史ある街並みが残る中心地を端から端まで歩いて移動すると40分くらい。迷子になることは滅多にないし、

 

人が優しすぎるので道もすぐに教えてくれます。間違ったバスに乗った時も聞けばすぐに教えてくれますし、

 

バスの運転手さんはたまにナンパしてくるぐらいフレンドリーです。(乗客もナンパしてきます。でも基本みんないい人。)

 

あのモデルのローラさんもアイルランドは大好きで、たまに一人で旅行に来ているそうですよっ!

 

その④食費1ヶ月5千円も夢じゃない!物価の安さ

 

Photo by ぱくたそ

 

そこまで高くありません。野菜がとても安く、人参5本で100円、マスカット一個260円、アフリカ産のマンゴー一個130円。このほか牛肉や豚肉も安いので、自炊をたくさんすれば節約できること間違いなし。

 

ただし!外食は高く、一食1500円以上となることが多いので、外食を抑えることが節約の秘訣です。

 

 

アイルランドには何があるの?

アイルランドといえば!みなさん思いうかぶものはありますか?実はアイルランドにはみなさんが聞いたことのある有名なものがたくさんあるのです!

 

これを聞いたらもっとアイルランドに留学したくなってしまうかも!

 

あのギネスはアイルランド発祥!

皆さんは「世界ギネス記録」をご存知ですよね?その「ギネス」は、実はアイルランドのビール会社の名前からきているものなんです!

 

ギネスビールも一度飲んでみたいですねっ!

 

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詳しいエピソードはこちら

 

ハリーポッターの撮影地!

あのハリーポッターと謎のプリンスのロケ地・ヨーロッパ最大の崖として有名なモハーの崖(Cliffs of Moher)があります。

 

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私も訪れたことがありますが、防護用の柵もないので、常に落下の恐怖と闘わなければなりません…しかし訪れる価値のある、圧巻の絶景です。

 

 

キングスロードにもいける!

正式にはアイルランド領土ではないのですが、北アイルランドまで足を伸ばすと、ゲーム・オブ・スローンズのロケ地として有名なキングスロード(Kingsroad)があります。ファンタジーなにおいがぷんぷんしますね!

 

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ジャイアンツ・コーズウェイ

また、六角柱がどこまでも連なる美しい海岸が世界遺産に認定された、ジャイアンツ・コーズウェイ(Giant’s Causeway)も人気の観光スポットとして有名です。

 

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もう、大自然がファンタジーを呼んでしまう美しい島国なのです。アイルランドは。さすが別名エメラルドの島(Emerald Isle)と言われているだけあります。

 

 

どんな人が有名?

 

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アイルランド出身の有名人には、かの有名なワンダイレクションのメンバー、ナイル・ホーランや、
総合格闘技界では有名なコナー・マクレガー
北アイルランド出身の人にはナルニア国物語の作者、C.S.ルイスもいます。

 

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イギリス出身のシンガーソングライターのエド・シーランは、父がイギリス人で、母がアイルランド人のハーフ。その2つのアイデンティティは彼の歌にも反映されていますね。よく彼は首都ダブリンのテンプルバー地区にも出没するそう。

 

アイルランド系アメリカ人にも女優のニコール・キッドマン、歌手のマライア・キャリー、俳優のトム・クルーズ、第35代アメリカ合衆国大統領のジョン・F・ケネディなど豪華著名人が挙げられます。

 

 

やっぱり気になる!アイルランド留学デメリット!

メリットをここまで並べましたが、やはりデメリットも気になるもの。
ここでは、一般に言われているアイルランド留学のデメリットを、筆者が検証していきたいと思います。

 

①物価は高いのか

前述の通り外食に関して言えば、答えはイエスです。
日本ではたったの700円で食べられていたラーメンが、アイルランドでは安くても9ユーロ(約1200円)ほど。

そう、ラーメンがないと生きていけないあなたにはおすすめできません。
アイルランドどころかそれ以外どこのヨーロッパ諸国も、ラーメンの値段に関しては期待してはいけないでしょう。

 

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ラーメンだけではありません。どこのレストランでも最低一回1500円ほどは散財することになるでしょう。
日本のサイゼリヤのような大衆向け格安レストランは、存在しません

 

【しかし!朗報!】
スーパーの物価は、日本とは真逆で牛→豚→鳥という風に安くなります。

牛丼好きのみなさん
アイルランドの牛は、400グラム2ユーロ(約260円)のときもあるほど激安なのです。
日本では100グラム400円は超えるのに、この差は本当に驚きですよね。

乳製品も安いです。
牛乳2リットル200円未満。
ヨーグルト大きめサイズ100円。
モッツァレラチーズ一袋100円

 

なんだなんだ。外食高すぎ問題は自炊により解決ですね!

 

 

②日本からのアクセスは悪い?

photo by pixabay

 

即答ですね。悪いです。
ヨーロッパの国なのに乗り換えが必要です。

 

経由の仕方はいろいろあり、
中東系エアラインならターキッシュエアライン(イスタンブール)
エティハド航空(アブダビ)、
カタール航空(ドーハ)での乗り換え。

 

ヨーロッパでの乗り換えなら例として、
ブリティッシュエアウェイズ(ロンドン)、
エアフランス(パリ)、
フィンエアー(ヘルシンキ)での乗り換えになります。

増やせば増やすほど安くなったり、組合せによっても安くなったり。一概にどの航路が一番安いとは言えませんが、

 

乗り換えなら乗り換えと割り切って、乗り換え地での乗り換え時間を23時間などにし、観光を楽しんでみるのもデメリットの一つの楽しみ方だと思います。

 

③日本食スーパーが少ない?

 

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首都ダブリンでいうと、アジアンマーケットは2店舗。そのうち一つは大きなスーパーの規模で、1つは小さめのマーケットでした。

 

大きなチャイナタウンやアジア人街は存在しないので、規模こそ小さくなってしまうのは仕方がないですね。渡航時にインスタント食品を多めに持ち込むとよいでしょう

 

 

④天気が悪い?

 

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これも即答です。
週に3日以上は雨が降ります(経験上)。

 

正直秋の天気はびっくりするぐらいめまぐるしいです。
現地のアイルランド人曰く一日1000回雨が降るとのこと。

 

霧の都ロンドンに近いから言われれば納得していただけるかと思います。

 

 

⑤家賃・滞在費は高め?

photo by pixabay

首都ダブリンの家賃が上昇しており、中心部になると月600ユーロ(約8万円ほど)は超えるお家も出てきます。

 

しかし、留学生のほとんどはお金を節約するためにシェアハウスを利用しています。

 

語学学校での留学はホームステイシェアハウス、学部留学の場合はホームステイの場合が多いようです。

 

ホームステイの場合食事つきで月700ユーロ(約9万円)ほどからですが、シェアハウスなら450ユーロ(約6万弱)ほどから滞在できるので割安ですし、食費は工夫次第で削れますね。

 

ちなみにはケースによりますが、私の場合月700ユーロ(約9万円)ほどでした。値段は張りますが、その分セキュリティーがしっかりしていたり、キャンパスが近く安心でした。

 

やはりおすすめなのはシェアハウスでしょう。

 

 

【結論】アイルランドはほどよく住みやすく、留学に適した環境!

 

 

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メリットデメリット並べてみましたが、大事なのは、あなたが「どのような目的をもって」そこに住みたいか、です。

 

もっとモードでおしゃれな、近代的街並みに囲まれていたいのならニューヨークでも良いでしょう。

 

リゾート気分で海を楽しみながら留学したいのならマルタ島留学も魅力的だと思います。

 

それでもわたしはこの国を選び、一年間留学しました。
歴史ある街並み
のんびりした人々
身近に溢れる豊かな自然

 

そんな優しい国に約1年間留学して、私は精神的に豊かになれる生活を送ることができました。そんな環境が整ってこその友人関係だったり、語学能力だったりが充実する留学生活なのだと思います。

 

みなさんのアイルランドでの留学生活が、忘れられないステキな宝物になるよう、心からお祈りしています。

 

 

Shioli Ando / ヨーロッパに恋する大学生

大学4年生。アイルランド長期留学をきっかけに欧州旅行にはまってしまう。生涯の貯金はヨーロッパへと散った。でも心は今までにないほど豊かになった。最近「早起きとヨガとティーは人を幸せにする」ことを知ってしまった。嫌いなものはタイの蚊。

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