【完全保存版】大学行かずに海外留学!?僕が4年間の海外留学を決めた方法
どうも!イギリス在住のタイキです。
なんでイギリスにいるの?そう思った方もいると思います。実は自分、今年の9月(最近)にイギリスの大学に入学しました!
そう、、、入学です。留学ではありません。
そして1年ではなく、4年間イギリスの大学に在籍します!
日本の大学には行かず、トビタテのようなプログラムでもなく、語学学校に通うわけでもない。私は正規留学という方法で、4年間イギリスの大学に通うことを決めました。おそらく、自分のように「大学に行かずに留学する」というケースは珍しいと思います。
そこで今回は!
そもそも正規留学ってなに?違いは?
なぜ大学に行かずに正規留学を選んだのか?
どうやって大学にも行かずに正規留学をしたのか?
必要な語学力は?学費は?
「正規留学」に関する様々なギモンについて、自分の経験をもとに答えていきたいと思います!
また「短期留学」に興味がある方はコチラの記事も読んでみてくださいね。
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正規留学とは
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正規留学とは「海外の大学へ入学し、卒業すること」を指します。
つまり短期留学や交換留学とは違い、1年という単位ではなく4年間大学に在学するということが条件になるんです。
正規留学では、現地の学生と同じように学部を選び、卒業するために大学へ通うことになります。これが、通常の留学と異なる点です。
そのため、入学試験と英語力が必要となります。これらについては、次の「正規留学を選んだ理由」の中で話したいと思います。
なぜ正規留学を選んだのか?
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なぜ正規留学を選んだのか?これについては、自分の経験から伝えたいと思います。
自分は小さい頃から旅番組が好きで「いつか世界を飛び回れるような職につきたい!」と思っていました。
そこでいくつか方法調べてみましたが、当時高校生だった自分はJICAかNGOくらいしか見つけられず。。(汗)
それでも両方に共通するのは、海外で困っている人を助けるということでした。そして困っている人のお手伝いをするには、当たり前ですが、まずは話を聞いてあげなければなりません。
「英語は完璧に喋れるようになりたい。異文化に触れてみたい。」
そんな思いから、自分は海外の大学に入学して専門的な知識を学びたいと思うようになりました。
でも、どうやったらそんなことできるのか想像もつきませんでした。
まさに、こんな状態。(笑)
でも、みなさん。日本の学生が「留学行きたいっ!!」と思ったらまず何をすると思いますか?
交換留学ができる大学や留学を支援してくれる会社を調べますよね。留学がしたくて国際系の大学や学部に進んだひとは、結構いるんじゃないでしょうか。
でも、そんな留学は長くても1年!短いんです!
1年で英語が完全に喋れるようになれますか?
1年でTOEFLで良い点取れるようになりますか?
もちろん人にはよるでしょう。でも、当時の自分は1年じゃ足りない!そう思いました。
でもそんな時、たまたま図書カード目当てで請求していた大学の資料の中に、正規留学ができる学校が混ざっていました。
これが自分の人生の転機となりました。
どうやって海外の大学に正規留学したのか?
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4年間海外の大学に通学することとなる、正規留学。
「英語めちゃくちゃできなきゃだめなの?」
「英語以外のテストもあるの?」
「手続き難しそう、、」
なんてことを思う方が多いと思います。そこで、ここでも自分の体験談を紹介したいと思います!
僕は、高校卒業後、留学準備機関である私立学校に通いました。
理由は高校卒業して、いきなり海外へなんて行ける気がしなかったから。でも日本の大学に行く考えもなかった。
そこで僕は高校卒業後1年間、この私立学校の過程を踏んで、渡航しました。
学校のスタッフは留学のプロなので、たくさんの悩みや進路を相談させていただきました。この学校を選んで良かったと今でも思います。
学校での1年間
僕は英語がとても苦手だったので、6段階あるうちの1番下のクラススタートでした。
授業は英語で英語を学ぶというもので、とにかく課題がたくさん出ます!なんせ留学するんだから。その1年間は起きてる間ずっと勉強していた気がします。(笑)
ほんとに鍛えられました。年に何回かTOEFLがあり、自分の点数がみるみる上がっていくのがわかりました。ただ、留学できる点数まで取るまではすごく自分の将来が心配で仕方なかったです。
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もし留学できなかったら、僕は就職なんて考えてなかったし、日本の大学行くにも受験シーズンは過ぎているので、そのプレッシャーがハンパなかったことを今でも覚えています。
必要な点数を取れたときは、もう嬉しくてお寿司食べに行きました。(笑)
また、11月には行く大学を決めなければなリませんでした。友達は大学ランキングや留学生がどれくらいいるかなどで進路を決めるという人がほとんど。
でも僕は経済的な面から、学費が安くてスカラシップがもらえる学校を選びました。
実はそれほど高くない!?正規留学に求められる英語レベルとは
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実際、IELTSが4.5 あれば、アメリカでもイギリスでも上に書いた国へは行けます。
僕は入学した当初は中学までの内容しかわかりませんでしたが、1年でこの点数は余裕に感じるほどになれました。
IELTSとは東京・大阪の会場でのみ受けられるテストで、内容は英検に似てスピーキングまであります。
IELTS4.5はTOEICに換算すると、540~640点と言われています。
これは、大学生なら取れる点数だと思います。学生のみんな、ぜひ受けてみてください。
ただ、大学によって英語試験の点数や英語以外の試験も受けなければならないところもあるので、ホームページは要確認です!ホームページはコチラ。
正規留学するにはどれくらいかかる?
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はい、学費に関しては高いです!(笑)めっちゃ高いです。
主に200万~300万くらい。あの有名なハーバードやケンブリッジ、オックスフォードにしろ、とても学費が高いんです。
でも海外の大学には日本と違って、返済不要の奨学金があるんです。これが本当にありがたい!
大学によってもらえる人数が異なりますが、とくに語学力が高い学生、成績優秀者に授業料の10%から50%くらいまでが給付されます。
ハーバードの学生のほとんどは、なんらかの学資補助を得ているというデータもあります。また、学生ローンを組む学生もザラにいます。
日本とは違い「親に払わせずに、就職してから自分で返す」という考え方が海外にはあるみたいです。
ちなみに、僕もらってます。(イェイ)
「海外の大学行きたいな~」と思ってインターネットや雑誌で調べてみたとき、学費が膨大でびっくりしたことありませんか?
でも諦めないでください!!海外には立派な奨学金があるんです。使わない道はありません。
僕は「Cheapest University in The U.K.」って検索して出てきたところに通っています。学費は日本の大学と同じくらいです。もっと安いところもあります。(とくに田舎)
学校を選ばなければ、学費を抑えることもできるので留学は金銭的に不可能というわけではありませんよ!
ズバリ、正規留学の魅力とは?
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自分の学びたいことが学べる
僕は最近驚いたことがあります。それは自分の行く予定の学部が他の学部より卒業が1年遅いということ。(笑)
同じ大学の友達は他より1年早いらしいです。同じ大学なのにこんな違いがあるのが海外の大学でなんですね。裏を返せば、それほど多くの分野・コースがあり、その中から自分がやりたいことを選ぶことができるということです。
だから海外の大学なら、必ず自分がやりたいことが見つかります!
世界中に友達ができる
留学生も、日本の大学なんかよりたくさんの国からたくさんの学生が来ています。友だちが世界中にできるってすごくないですか?
楽しいことばかりじゃない
正規留学は楽しいことばかりではありません。むしろ、きついことのほうが多いです。言葉が通じないし、授業はとてもハード。留年はありません、退学にされます。
現実は厳しいです。どんなに苦しくても、自分でなんとかしなければなりません。
でもだからこそ、得るものはとても多いんです。僕自身、正規留学の魅力は卒業後に感じると思っています。
シビアなことをいいましたが、自信をもって言えるのは「毎日が充実している」ということです。違う国で現地の人と同じ生活をしていると、毎日新しい発見があって子供の頃に戻ったような気持ちになります。
トイレって有料なの!?米ちょーマズイ!店閉まるの早っ! などなど、本当に毎日が刺激的です(笑)
さいごに
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こちらに来て気付いた事があります。それは留学生の中で、日本人が極端に少ないということ。
それはおそらく、正規留学の仕方を知らないからだと思います。知らないから選択肢にもない、というのが現状です。
僕は、高校卒業してから本気で勉強をはじめました。すごく辛かったです。でも、いまは海外で外国人と同じ授業を受けています。自分がこんなとこにいるなんて今でも不思議に思います。(笑)
「正規留学なんて自分には無理だ、ハードル高すぎ」そう思う人もいるかもしれませんが、これくらいの壁は本気出せば乗り越えられます!
無理だと思ったことが日常になった時、それほど自分は成長したということ。
もしこの記事を読んでくれた方の、進路の選択肢の幅が広がってくれたら幸いです。